パジェロでGO! − 林道レビュー −
2003/03/26 更新

左右口峠への林道 走行記


眺望はあまり期待できないが、路面は荒れていて、変化に富んでいる。
完走できなかったため、期待度が高い。新緑の季節が気持ち良さそう。
走行日 コンディション
2002.03.21
晴れ
舗装 → 未舗装
赤土、がけ崩れ、ガレ場あり、残雪あり、流水あり
部分的に流水路を補修し、くぼみの深いところもある。
走行距離&ゲート アクセス
 
上九一色側ゲート開放
上九一色側は精進湖から国道358号で、上九一色村役場を通過し右(北)側に。
中道町側は左右口集落、国道358号と県道29号の合流地点から国道をくぐる。
メモ
その昔はれっきとした三桁(113号)国道として、普通の乗用車が通行していたらしい。
現在、林道としての名称は無いようだが、”林業関係者”と”林病患者”以外は通らないだろう。
舗装化進行の気配は無いようですねo(^^)v なお、崖崩れには十分注意を...



上九一色村側の入口

精進湖の脇から国道358号(精進ブルーライン)
が延びている。昔は有料だったけど、今は心置き
なくワインディングを楽しむことができる。

上九の湯や上九一色村役場を過ぎた辺りに
写真のような『川に橋』が架かる場所、
『火のみ櫓』のある脇道が右(北)側にある。
これが以前の国道113号線、
本日一本目のルートである。
民家や畑を抜けて、少し登るといきなり!

いかにも崩れました!って場所が...
木の根が露出し、また今にも崩れんばかり。
この先が楽しそう(^^;
程なくゲートに。

簡単なつくりのゲートが開放中。
閉まることあるのか?
特に注意書きもないみたい。
(ただし、国道から脇に入ったところに
黄色い道路状況の警告板があったよな?)

付近には不法投棄のゴミが...
”ふきん”しんな事です。


ダートの始まり

ゲートからは九十九折りの舗装路を登る。
はじめは締まったフラットダートだなぁ。
フムフム〜と進むうちに…
”とがり”まくった落石が大小おり混ぜて、
ゴロゴロと転がっている場所や。
現在進行形で少しずつ崩れ、
道をふさごうとしている所やら…
残雪が踏み固められて(ってほど通行してる?)、
カーブで”ツルツル”する場所やら
色々な路面状況なのです。

ガンガン走ったら、タイヤが心配。
厳しい路面と対照に、落ち着く並木道

この時期は寂しいけど、
新緑の時期には
気持ちよさそうな感じ。
しかし、こんな場所も...

アイスバーンの上に、崩れ!
落石ゴロゴロ。

そういえば、谷側に
ガードレールが少ないような...
作っても崩落で落っこっちゃうとか(^^;
ちょっと視界が開け、
180°ターンから一気に高度を稼ぐ。

今来た道を見下ろすと、
蛇のような”クネクネ”道だった。
登ってきた道

この辺りまで来ると
峠は、まじか。
締まったダートを快走する。
峠はちょっとした広場

丁度、上九一色村と中道町の
境界線にあたります。
ここには焚き火跡が目立った。寂しい〜。
こんな山奥に入って焚き火を楽しむのなら、
跡かたずけにもこだわってほしいものです。

今回は対向車・追従車ともに無し。
ただ、4駆が随分と走ったような痕跡あり。
峠のランドマーク

ここには気象(?)観測用の設備と
アンテナがありました。
中道往還

あと、全然知らなかった古道の説明書き。
設置間もないようでピカピカでした。

その昔、甲州(山梨県)から駿州(静岡県)への
文化交流や物資運搬の要とされていたようで、
武田信玄や織田信長、徳川家康等が兵を
率いて往来していたとのこと。

ところで、伝説の『強清水』って何なんでしょう?
峠から中道町側の下り道

車止めが2台あるが、1台どかしてあり
ノーマル幅のパジェロがぎりぎり
通れそうでした。
ただし、山側から徐々に崩れている。
また、道は残雪が踏み固められている
部分もあり、しかもカーブで滑りそうな下り。
ガードレールに吸い込まれそう。

残雪の先には!!

残雪の先は怖くて行けませんでしたが、
どうも崖崩れの現場らしい。
通れるかどうか???なので、
今回は引き返すことにした。

なお、峠付近でも道に沿った斜面では
常に”サラサラ〜”と音がして、
何処からともなく崩れています(^^;
『引退した国道は荒れている!』の巻、でした。

雪が溶けた頃、リベンジじゃい!
でも、一人じゃ不安かも...



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